今回のまんがるゥは「はだしのゲン」を紹介。
昭和14年に広島で生まれ育った作者による、自伝的な作品です。
昭和20年8月6日、広島市に投下された原子爆弾から奇跡的に助かるも、
父、姉、末弟を喪い、原爆が投下された日に生まれた妹も4か月後に喪う。
中学卒業後は看板屋に就職し、仕事の傍ら、漫画を描くようになる。
その後、漫画雑誌に投稿した作品が入選し、編集者の勧めもあり22歳で上京。
23歳でデビューし、アシスタントを続けながら連載。
上京当初は被爆者であることを口にしなかったが
昭和41年に母を亡くした際、火葬後に骨が残らなかったことなどから
漫画の世界で戦うことを決め、原爆を題材にした漫画を描き始める。
掲載誌の変遷を見ても、この作品を世に出すのは
簡単ではなかったんだろうなと感じました。
重く、つらい作品ですが、
この機会に、ぜひ手に取って読んでみてください。
今シリーズで紹介する作品は、
すべて「これも学習マンガだ!」棚に置いてあります。
■作者
中沢啓治
■掲載誌
週刊少年ジャンプ(1973年25号~1974年39号)
市民(1975年9月号~1976年8月号)
文化評論(1977年7月号~1980年3月号)
教育評論(1982年4月号~1987年2月号)
■受賞履歴
gooランキング 「読んでおきたい日本史モノマンガランキング」1位(2010年)
以下は、作者自身の受賞
第14回谷本清平和賞(2002年)
アングレーム国際漫画祭 環境保護に関する最優秀コミック賞(2004年)
アイズナー賞 殿堂入り(2024年)
■映像化
実写映画『はだしのゲン』(1976年)
実写映画『はだしのゲン 涙の爆発』(1977年)
実写映画『はだしのゲン PART3 ヒロシマのたたかい』(1980年)
アニメ映画『はだしのゲン』(1983年7月)
アニメ映画『はだしのゲン2』(1986年6月)
テレビドラマ『はだしのゲン』(2007年8月)
記録映画『はだしのゲンがみたヒロシマ』(2011年)
館内の掲出と、Web上で公開いたします。
入館してすぐの、荷物用ロッカーの近くに掲出しています。ぜひご覧ください。
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